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北の国から '98時代のdxdxdのネタバレレビュー・内容・結末

北の国から '98時代(1998年製作のドラマ)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

北の国から '98時代a.k.aさよなら草太兄ちゃんスペシャル。

捨てられたものを再活用する元祖SDGsの黒板家とごりごりの資本主義の草太兄ちゃんが対照的に描かれる。
草太兄ちゃんと言えば、トラブルメーカーだけど憎めない奴だったけど、
本作は本当に嫌なやつだった。金と地位を得るとこんなに人は変わるのか。

有機農業に励んでいた純の友達の畑にトラクターで農薬撒くシーンは
正しいかもしれないけど悪魔の所業だった。

そんだけ嫌な部分を見せておきながら、
蛍に対してはあの頃と変わらない草太兄ちゃんがいた。
(でも流石に正吉との子にするってのは流石に無理があるだろう)

だからこそ草太兄ちゃんが事故で死ぬところはいたたまれなかった。
しかも、もし、純が草太兄ちゃんを手伝いにいったら助かったかもしれないっていう
本当倉本聰は純に厳しいというか、業の深い脚本だよ。
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