飛鳥

チェルノブイリの飛鳥のネタバレレビュー・内容・結末

チェルノブイリ(2019年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

 チェルノブイリ原子炉事故の事は自分が生まれるだいぶ前だから話では聞いたことあるし東日本大震災の福島の原子炉事故が起きたときに調べたことがあった。
 チェルノブイリ原子炉事故では何が起こったのか、街の人、国、などの描写があった
中でも原子炉の火事が起きた際に出動した原子炉職員、消防車、病院 私たちの健康や安全を守ってくれる人たちはどのような行動をとり判断したのかそのシーンを見た時私は泣いてしまった。
放射性物質についての危険性、炉心融解が起きたらどうなるのか、地球規模で考えていた科学者 
放射性物質は目に見えない自分の体の中をどんどん蝕んでいき死んでゆく、または癌になったり、女の人の場合妊娠ができない体になってしまったり等…
そういう知識がない市民たち
電力発電所で起きた火事でしょ?って対処されてたけど本当に起きたのはもっと悲惨な事だったという…
発電所で起きた火事は世界や国を揺るがすとこになっていき、今でも除染活動は続いているが人が入り込める場所ではないむしろ近づくのは死に行くような事。
チェルノブイリでは動物が繁殖している楽園とも言われている。
旧ソ連のお偉いさんたちは他国の目を気にしたり科学者たちを非難するような事をしていたり、事故のことから目を背けていて あんまり重ね合わすのもどうかと思うけど今の日本の政治に似ててモヤモヤしてしまった。
被爆者の方の状況、チェルノブイリの後片付け、に携わった方たちに胸を打たれる。
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