【飛んで火に入る夏の虫】
チェルノブイリの真実をHBOがドラマ化。あのHBOらしいHDR加工したような重苦しい雰囲気は健在。監督がウォーキングデッドの人だった所為か、一部シーンが完全にホラー化している…
映画『パトリオットデイ』でも感じたが、ニュースで受けた印象よりもえげつないことが起きていたようだ。チェルノブイリは福島第一原発並の問題かと思っていたが、それを遥かに凌駕する事故(人災)らしい
原発は火力発電より死者数は少ないし、水力や風力ほどの環境破壊もない。だが1度事故が起きてしまえば、最悪の場合数千万~数億の死者が出る可能性がある。まるでダモクレスの剣だ
いつ牙を剥くか分からない核分裂反応に、文明は頼らざる負えない
飛んで火に入る夏の虫のように、文明は莫大な力を求めた
「自分と最愛の者の命の前には、道徳的な信念など何の意味もない。殺されないためなら人は何でもする」