1986年4月26日1時23分(モスクワ時間)に、ウクライナ・ソビエト社会主義共和国のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故の嘘と真実を描いたドラマ。
全人類が観るべき傑作ドラマである。
ドラマは全く手をつけてないかったが、コレは絶対に観るべきと思い5話一気に鑑賞しました。
この原発事故でどれだけの命が苦しみ犠牲になったのか。
この原発事故の原因はなんだったのか。
その全ての嘘と真実が描かれている。
原子力発電所の仕組みの事も一般人でも分かり易く知る事ができ、歴史と科学の勉強にもなるとても素晴らしいドラマです。
コレは過去の悲劇ではなく、今も続いている人類が向き合わなければいけない現実。
この事故の後でも苦しんでいる人々。
犠牲になっている人々がいる。
この事故の後、ウクライナでは癌の発生率が増え今でも犠牲者がいる。
僕の妻はウクライナ人なので妻の身近な人達も癌で亡くなる人が多いと聞いた。
とても胸が苦しくなった。
事故の直後は、特に多くの子供達が癌の犠牲者になったらしい。
いつの時代も権力者の不正や嘘。
傲慢で愚かな思想、行動が、罪の無い人々の命を奪う。
しかし、自分の命を犠牲にしても正義を貫き世界を救おうとする勇敢な人々もいる。
命がけでこの原発事故から予想される更なる大きな惨劇を止めた勇敢な人々がいて、まだ生きてらっしゃる方達もいる。
その全ての勇敢な人々に心から感謝をしなければならない。
戦争や原発事故など、人間の愚かな歴史に無関心なのも人間として愚かだと僕は思う。
是非全ての人類に鑑賞していただきたいと心から思う。