不謹慎ですが、面白かったです。
出演者もエミリーワトソンとラースフォントリア作品に出ているおじさんと、後半以降にチラッとでるバリーコーガンしか観たことなかったですが、逆にこれがヤバさが繋がりました。
僕は1980年生まれなので、チェルノブイリ原発事故は何となく記憶にありますし、6歳で覚えてるんだから、それ程インパクトのある出来事だったと思います。
本作はお上1人と現場チーム2人が主人公です。やはり今も昔も変わらず決定事項にはあがらえなく、処理も保身を守って後手後手に回って、取り返しのつかない始末。
ここで恋が生まれたり笑かせたりしてくれたら気持ち良く鑑賞出来たのですが、そこは史実なので、カタルシスが少ないです。
実質主人公の3人は未曾有の出来事に、(恐らく)最良の突破をしたの思うですが、僕も含め皆んな知らなかったでしょう。
先程一気見した「ウォッチメン」のオジマンディアスが言ってた「もっとオレを讃えろよ!」って台詞が虚しく響きます。