ミミック

チェルノブイリのミミックのネタバレレビュー・内容・結末

チェルノブイリ(2019年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

事故が起きた理由は異なるが、ソビエト社会と共に原発の安全神話が崩壊する様はどうしても福島と重ねて見ざるを得ない。
特に、炉心融解を防ぐための攻防とか原発作業員の存在とか住民の強制避難とか事故処理の手順は日本も同じように経験したので共感できる部分が多かった。

それと同時に、福島の事故から既に10年も経ったにしては自分が手にしてる情報が少ないことにも気付かされる。今、原発はどうなってる、廃炉作業の進行状況は、避難住民の生活は、原発作業員の実態、自分から積極的に取りに行かないと分からない事が多い。

3.11以降に暮らす我々が見ると、事故が起きたあと原発で働く人ですら皆素手であったり、政府側の認識だったり1986年時点での危機管理の甘さに驚く。全裸の炭鉱夫なんてギャグかと思ったけどおそらくホントなんだろな。

ドラマとしては最終の第5話に全ての答えが明かされる構成で、改めて第1話を見て震え上がった。個人的に役柄の名前と顔がなかなか覚えられなくて苦労した。

我々にとってもお馴染みになってしまったガイガーカウンターの音がドラマで響いていてそれが今も耳の奥に残ってる。