チェルノブイリのネタバレ・内容・結末

「チェルノブイリ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

映像、演出、脚本、全ての要素が桁外れなクオリティーです。こんなに凄いものはあと数年は出会えないと思います。怪物と行って良い出来です。
有史以来最悪の原発事故を学ぶという意味でも、日本人として原子力を学ぶという意味でも、つまり娯楽という枠を超えて観るべき作品であるのは間違いないですが、一方であくまで娯楽である映像作品としてもある種の臨界を極めた作品であると思います。
実話を元にした作品というのは傾向として、リアルを突き詰めすぎてただの資料になってしまう場合と、デフォルメしすぎて全く違うものになってしまう場合が多いと思います。しかし本作は原発関連の圧倒的な再現を行いながら、高度な映画的な演出が随所に散りばめられ、さらに計算された脚本をもって物語的推進力を高いレベルで維持しているので、テンポは比較的ゆっくりに設定されているのに飽きることなく一気に最後まで観てしまえます。
5時間の映画といっても全く差し支えないですが、ドラマとして1話から5話で物語が円環構造になっているのも大変素晴らしいです。
1話は男の証言と自殺から始まり、タイトルが出るとチェルノブイリの爆発の映像なしで原発作業員達の事故対応から始まります。そして4話かけ原発の対応を追いかけながら事故の原因を探る物語が展開し、5話の冒頭で時間軸が1話の直前に戻り、法廷で事故原因を証言しながら当日の様子が描かれ、5話の終盤で爆発の映像が初めて映されます。
原発の爆発事故を扱う作品で、映像的には見せ場の爆発シーンを最終回の終盤に持ってくるというのは本当に凄いことだと思います。
また登場人物達の人間ドラマとしてもしっかりと成立している作品でもあり、正義や信念についても考えられるところも凄いです。
全ての要素が凄まじいクオリティーで成立しています。原発を扱った作品では間違いなく歴史残る作品だと思います。
事故が起きた理由は異なるが、ソビエト社会と共に原発の安全神話が崩壊する様はどうしても福島と重ねて見ざるを得ない。
特に、炉心融解を防ぐための攻防とか原発作業員の存在とか住民の強制避難とか事故処理の手順は日本も同じように経験したので共感できる部分が多かった。

それと同時に、福島の事故から既に10年も経ったにしては自分が手にしてる情報が少ないことにも気付かされる。今、原発はどうなってる、廃炉作業の進行状況は、避難住民の生活は、原発作業員の実態、自分から積極的に取りに行かないと分からない事が多い。

3.11以降に暮らす我々が見ると、事故が起きたあと原発で働く人ですら皆素手であったり、政府側の認識だったり1986年時点での危機管理の甘さに驚く。全裸の炭鉱夫なんてギャグかと思ったけどおそらくホントなんだろな。

ドラマとしては最終の第5話に全ての答えが明かされる構成で、改めて第1話を見て震え上がった。個人的に役柄の名前と顔がなかなか覚えられなくて苦労した。

我々にとってもお馴染みになってしまったガイガーカウンターの音がドラマで響いていてそれが今も耳の奥に残ってる。
1986年にソビエト連邦のチェルノブイリ原子力発電所で発生した事故について描いた一作。
全5話一貫してクオリティが凄まじい。被爆者の惨状・事故現場と周辺の再現力・各個人の感情や立場の描き方といった映像的なクオリティに加え、不穏なバックミュージックや放射測定器のジリジリ音といった、聴覚へのアプローチも素晴らしい。
2話終盤のライトが徐々に消えていくシーンは、どんなホラー映画よりも特に恐ろしかった(ほぼトラウマレベル)。汚染された家畜やペットたちが屠殺されるシーンも辛いものがあった。情報操作や隠蔽に走る組織や、既得権益を守ろうとする人々の愚かさがこの事故を招いたという事実は、昨今の政治や社会にも被るところがあった。
エンドロールでは、実際の映像や各人のその後が語られていて、その中でも1話の陸橋で野次馬をしていた人たちが、全員亡くなったという事実には声を上げてしまった。色々な人に観てもらいたい超傑作でした。
ここまで酷いものか。
絶対に見ようとは思っていたものの、洋ドラマファンでもなかなか厳しいとおもう。正直。

線量計のあのギリギリ音。耐えれたもんじゃない。
1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の実話。事故発生から関係者や消防に携わった消防士や病院関係者、周辺住民が被曝していく様が生々しく改めて放射能の恐ろしさを痛感する。

全5話で蛇足ない話の構成や、当時の事故の再現性、映像の美しさ、音楽の使い方などどれも素晴らしく、目を背けたくなるシーンも多いけど最後まで目が離せない。

そして、レガソフ博士が訴える「毎時広島原爆の倍の放射能がチェルノブイリ原発から放出されている」という数字に驚いた。あの広島原発の倍の放射能が出続けるなんて、どんなに恐ろしいものか、戦争被曝国である日本人であれば、それがどんなに凄まじい事故であることは分かるだろう。


レガソフ博士はこの事故の処理にあたった後自殺してしまうのだが、その命がどれだけの人を救ったかと思うと彼の功績と勇気に胸が熱くなる。
沢山の人に、この作品を観て感じて欲しいと思う傑作。
ソ連は全体主義だからこそ、こうまでしてこじれて愚かしい事態をまねいたわけだが、日本にも限らないアメリカも北朝鮮も中国も含めて、政府のあり方を考えさせられる。また、原発問題にも限らない。

印象に残ったセリフ「起きえぬことを悩む必要はない(KGB幹部)」
すごく気力がいった。
ソ連がやばすぎてまじでホラーだった…実話をもとにしてるから説得力ありすぎでした。動物の駆除シーンはまじで直視するの辛かった

重厚すぎるストーリーありがとうございました。消防士の奥さん子供できて本当に良かったね
こんなにも酷い事故だったのか...。
事故も、その後の対応も、辛すぎる。
ソビエトの情報統制があまりに露骨すぎて言葉もない。
福島原発事故も似た経過を辿っているし、今も世界のどこかで人間は過ちを犯し続けているのかもしれない。
BGMとカメラワークとガイガーカウンターの音が不安を誘って、どんどんのめり込んでしまった。
チェルノブイリ事故の本当の話。
1人の勇敢な科学者に焦点を当てたノンフィクションで、事故がなぜ起きたのかが生々しく描かれている。
放射線被害の悲惨さ、目に見えないものに対する人々の無知さ、私利私欲の為に全てをダメにする人間の汚さが見える。
それが本当の話だからより怖く感じる。
最後に実際の映像が流れて科学者本人が見れる。
こういう演出個人的に好き。
結末は救われないけど色々と考えさせられるドラマだった。
5話完結で見やすい。
ただ非常に怖い。
なかなか衝撃的なドラマでした。

一人の人間の圧力によって、この事故が発生したとは知らなかった。

自分のような、チェルノブイリ原発事故についてあまり知らない、若い世代にこそ観て欲しい。
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