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太王四神記のmoonのレビュー・感想・評価

太王四神記(2007年製作のドラマ)
4.8
 ソン・ジナ脚本、キム・ジョンハク演出、ペ・ヨンジュン主演。莫大な製作費を集められたのも、この三人が結集したからだと思う。白虎とか玄武、朱雀等々、アジア圏で共通の認識が下地なので理解しやすかった。ペ・ヨンジュン氏の怪我がなく、撮影が最後まで順調にできていたら、素晴らしい作品になっていただろうに、惜しい。
 巫女役のムン・ソリの出演で重厚感が増したと思うのだけど、放送当時は清らかな神女役には合わないと、ミスキャスティング論争が起きたそう。ムン・ソリの演技に文句をつけるって、ある意味すごいわ。


 演出家として、砂時計、大望、太王四神記、プロデューサーとして美しき日々、フルハウス、海神、イ・サンetc..。多くの傑作を手掛けた製作人キム・ジョンハクが、「信義」の失敗で、自ら命を断つことになるなんて、このドラマを見ていた時は夢にも思わなかった。もう少し頑張っていて生きていてくれたら、サブスクの時代に違う可能性を見出してくれだろうに・・・。
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