Jun

石の繭 殺人分析班のJunのレビュー・感想・評価

石の繭 殺人分析班(2015年製作のドラマ)
4.3
床にセメントで塗り込まれた死体というインパクトのある描写の幕開け。捜査会議が始まると"トレミー"を名乗る犯人から電話が入り、交渉相手に指名された主人公が対応に当たる。スピーディに展開される無駄のない話の運びに一気に惹き込まれる。

事件の筋立てだけでなく人物描写が巧みであり、特に電話越しの会話と徐々に明かされる事件の全容から伺い知れる犯人"トレミー"の魅力が、作品の面白さをより引き立てている。

国産クライム・サスペンスでオススメを訊かれたならば、今後筆頭候補に挙げたい!
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