回を追うに連れ面白くなり、じわじわとハマっていった感はあったけど、最終回で思いっきりやられました。昨夜観終わってから引きずる引きずる。
ホラー要素もちろんあり、パク・イルドの正体は？というミステリ要素あり、でも一番視聴者がハマるのはやっぱり主役3人の関係性だと思う。みんなここでずぼっとハマるんでしょう？
最悪な出来事から縁が生まれた3人。共通の敵を見据えて共に闘う内に生まれる、深い深い愛情。
全体的に可哀想すぎる話だけど、ファピョンとユンとギルヨンの、自身の命を懸けて他者を守り抜き、目的を達成しようとする思いの強さと深さ。もうボロッボロ泣きますし引きずりますわ。ユグォンとコ刑事も最高のキャラクターでファピョンとギルヨンを支えてくれる。
キャストも皆最高！「この役はこの人でなければならなかった」という思いでいっぱいです。ドンピシャの配役の上に皆さん上手すぎる。
悪霊の「悪」の残酷さと共に人間の弱さ脆さを見せられる一方、主役周りでは強さを見せてくれるんです。完全無欠なヒーロー達ではなく、人間の弱さと辛さを抱える中での強さ。なんて美しいのか。
ドラマとしてたまに粗さも感じたけど、あまりにも胸がえぐられたので、もうオールオッケー！ってことで。
というわけで、円盤買ってもう一周しようと思います。
