本日鑑賞済み【1周通】
✍🏻感想述べます。
◆あらすじ
アリスとウサギが“今際の国”ですべての“げぇむ”に勝利し、元の世界に戻ってから4年が経った。二人は結婚して幸せな日々を過ごしていたが、ある日ウサギが失踪する。死後の世界を研究しているリュウジという男に導かれ 、今際の国へと彼女は自ら旅立ったのだ。絶望するアリスの前に現れた、今際の国の国民となったバンダが不敵に提示する最後のカード...JOKER。アリスは再び今際の国へと足を踏み入れ、ウサギを取り戻すために命懸けで”げぇむ”に挑む。
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◆感想
シーズン1や2のように白熱したシーンは少なかったのですが、個人的には好きなシーンも多くて割と楽しめました。まず、回を追うごとに新キャラたちの魅力が増していくのが良かった。特に、玉城ティナ演じるレイや、大倉孝二演じるテツの人間味溢れる言動がとても沁みた。
ただ、シーズン1や2よりも盛り上がりに欠けているのは確かで、脚本にやや難があると思いました。まず、シーズン2で登場したバンダの立ち位置と扱いが雑すぎる。初めはジョーカーとしてアリスの前に立ちはだかる存在だと思っていたのに、直接対決もせずにあっさりいなくなる展開は残念でしかなかった。そして、賀来賢人演じるリュウジの行動にも理解が追いつかない。なぜ、あれだけウサギに執着していたのか分からないし、そもそも今際の国に行く理由が説明不足。ラストの行動も意味がないことばかりで、キャラとしての魅力を感じなかったのが残念。
あと細かいことを言うと、アリスたちが結婚してるのにもかかわらず、まだ苗字で呼び合っていたり、ウサギがアリスに何も言わず今際の国に行ったりと、1話目から気になる箇所が数多く散見できるのも確か。ゲームの内容自体も、面白いけど、中途半端な人間ドラマが気になりすぎて、感情移入しずらいシーンが多々あった。特に、缶蹴り最後のカズヤ。必死にもがく姿はかっこいいし良いんだけど、それまでの過程で深掘りされていないし、絵的にも感動しずらいシーンで残念でした。
救いとして、ラストに彼らの登場があったのは本当に良かった。現代社会でしっかりと生きてるんだ!っていう熱いシーンでした。
〔最後に一言〕
"少々お待ちを...