原作、未読です。
脚色はされているんでしょうけど、これは実話なのか…と、驚きで声を失う程、凄いブラック企業。
申し訳ないけど、これを観たら、あの会社の飛行機に乗るのは、ちょっと怖いなって思ってしまった。
上川隆也さん演じる主人公は、何故、会社を辞めないのか。
当時は、転職っていう概念はあんまりない頃だったのだろうけれど、それにしてもひどい。
でもまぁ、会社もひどいけど、主人公に全く非がないわけでもないかと。
そこまでする必要ってあったのかと言ったら、その場の勢いとかもあったのかなぁ。
もっとうまいやり方はなかったのかなぁと思ってしまった。
ボタンの掛け違いと、相反する思惑。
どこまでいっても平行線。
奥さん(夏川結衣さん)の健気さが、とても輝いていました。