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ワンダヴィジョンのcometのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダヴィジョン(2021年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

第1話:MARVELロゴの凝り方が最高。色、画面サイズばかりか音声のミックスまで変化する。CMブレイクで紹介されるのはスターク社のトースター。50年代のシットコムには詳しくないので元ネタなどはよく分からず。

第2話:MARVELロゴは普通のバージョンに。CMはストラッカーの腕時計。ヒドラのロゴ入り。60年代のシットコム、50年代との違いを詳しく知りたい。オープニング・タイトル、アニメーションの雰囲気は「奥様は魔女」などだろうか。ヘリコプターの玩具、ラジオ、掌の血、そしてラスト近くのマンホールから現れる男など、少しずつ世界に綻びが現れる様がスリリング。ビーチ・ボーイズ/ヘルプ・ミー・ロンダ。

第3話:カラーの60年代シットコムに。何かがおかしいことに気づくヴィジョン。次の瞬間 編集でカットされたかのようにコマが飛ぶ演出が斬新。CMはヒドラ・ソークという入浴剤。ワンダがピエトロに言及。モンキーズ/デイドリーム・ビリーバー。

第4話:冒頭、サノスの指鳴らしからの復活が描かれ大興奮。あの“灰”は何度観てもグッとくる。キャプテン・マーベルのモニカが成長して登場。アントマンからウー捜査官、ソーからダーシー!も。CMなし。ヴィジョンの死に顔、インパクト大。ジミ・ヘンドリクス/ブードゥー・チャイルド。

第5話:80年代シットコムの雰囲気は「ファミリー・タイズ」など? オープニングは「愉快なシーバー家」が元ネタらしい。CMはラゴスのペーパータオル。元ネタが分からない。子供たちを諭すことで自らの矛盾に気づいてしまうワンダが悲しい。会話を終わらせようとするかのごとく流れ始めるエンドクレジットを遮ってドラマが続く展開がいい。そしてまさかのピエトロ登場。ダーシーが She recast Pietro? と言ったように演じているのはMCUのではなく、X-MENのクイックシルバー、エヴァン・ピーターズだ。マルチバース?? ワンダの別名スカーレット・ウィッチがない世界であることも別途分かっているし、謎は深まる…

ラゴスは『シビル・ウォー』に登場したナイジェリアの町の名前で、CMのキャッチコピー for when you make a mess you didn’t mean to はそこでワンダが起こしてしまった事故のことを表しているらしい…

第6話:ハロウィンエピソード。ワンダ、ビジョン、ピエトロのコスプレはコミックスバージョンのX-MEN スーツ。双子の息子たちも同様らしい。CMのYO-MAGICヨーグルトはワンダの能力(魔法)で救えなかったヴィジョンのことを示しているという考察を読んだ… 深すぎる。

第7話:エピソード原題 Breaking the Fourth Wall ということで、ヘックス内のドラマは出演者がカメラに向かって語りかけてくる近年のシットコムの体裁が取られている。モニカ・ランボーの覚醒はキャプテン・マーベルの続編、アガサ・ハークネスはドクター・ストレンジの続編へ繋がるという考察をネットで確認。しかし 少し不気味なストーリー展開の正体が “魔法”で片付けられてしまいそうで少々拍子抜け。CM ネクサス Nexusの意味も気になる。エンドクレジットの途中に映像あり。

第8話:アガサのルーツとして1693年のセイラムが紹介される。魔女狩りの時代。そして今回ヘックス内の不思議な出来事はアガサの仕業ではないことが判明。やはりすべてワンダの“ヴィジョン”なのか… ワンダの過去を巡る旅。全てを振り返ったのちアガサはワンダの能力をカオス・マジック、正体をスカーレット・ウィッチと断言する。CMなし。エンドクレジット後の映像ではソードのヘイワード長官が白いヴィジョンを起動させる。いよいよ残り1話!!

第9話:大団円そして新しい旅の始まり… ワンダの家庭はヘックスとともに消え去る運命。ヴィジョンとの別れのシーンはとても感動的だ。スカーレット・ウィッチの覚醒。記憶を取り戻した白いヴィジョンは何処へ。ポストクレジットシーンは2つ。モニカはスクラル人とともにニック・フューリーの元へ?? そしてダークホールドの登場(エージェント・オブ・シールドを見返す必要は?)はドクター・ストレンジ続編へと? 謎だらけだけど楽しみ過ぎる…

2021年2月10日〜3月5日

2023年11月5日〜7日
『マーベルズ』公開前に再見。
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