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新米史官ク・ヘリョンのpazmoのレビュー・感想・評価

新米史官ク・ヘリョン(2019年製作のドラマ)
4.5
かなり好きでした‼️最後まで夢中になって見ました。

19世紀の宮廷を舞台に、女性の社会進出を描いた物語。本が大好きな主人公クヘリョンは、結婚に興味がなく、自己実現を求めて朝廷の史官になり、いろいろな困難を乗り越えていきます。またこの主人公がカッコいい❗言うことひとつひとつが正しくて説得力があって、パワハラを受けても怯むことも感情的になることもなく、いつの間にか周りがクヘリョンに巻き込まれていく感じは痛快です。そこに超美男子な王の次男との恋愛も加わり、最高でした。
エンディングもありきたりではなく、満足です。

歴史モノの韓国ドラマを見るたび思うのですが、多少史実に基づいているのかというのが気になります。例えば、フィクションというのはわかっているのですが、このころ朝廷に女性史官を雇った事実はあるのか、とか、曙来院のモデルとなった学校はあったのか、等々。
素朴な疑問、左議政がどのドラマでも悪役なのは、なにか理由があるのでしょうか。

チャウヌは超美男子過ぎて、私はこのお話の恋愛ストーリーにいまいち集中できませんでした。トキメキもあったし、楽しみではあったんだけど、チャウヌの中性的な美しさが好みではなかったのかしら、、いやいや、お顔自体うっとりだし、スタイルも完璧だし、江南美人の時のチャウヌよりずっと表情があってステキだったのだけど、、この時代にこの年齢差って、と少し冷めた目で見ていたのか、、。
対してシンセギョンのキャラが魅力的。シンセギョンの演技は、声が低めのトーンで落ち着いていてすごく好きでした。
でも、二人の出会った頃の会話の掛け合いは楽しく、ウキウキして好きでした。
ミン奉教、世子、大君お付きの内吏、ヤン奉教などのキャラクターも良かったな。

サウンドトラックは欧米ドラマのような、もっと言えばディズニー映画のような雰囲気もあり、ドラマに入り込みやすかったです。泣いたり爆笑したりが満載の、おすすめドラマです。
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