無職で屁理屈ばかり言う主人公生田斗真に対して、なんだかんだで彼を必要としてる家族の優しさがすごく心地良い物語。
あーだこーだ言う弟に姉の小池栄子がスパッと突っ込むのが爽快、仕事や妻の連れ子に対して不器用だけどもがきながら進もうとする安田顕の存在感や、経営する喫茶店でいつも優しい笑顔で常連客を迎え入れる母の原田美枝子（ほんとに笑顔が可愛くて常連さんが好きになっちゃう気持ちがわかる）、思春期で親と衝突が絶えないけど根底には至極真面目で一途な思いを持ってる清原果耶。
キャスティングや言葉の掛け合い、そして家族や人をつなぐキーワードとして美味しそうなご飯や食べ物を使ってるのがなんとも素敵な構成。
そしてふとしたときに流れてくる得田真裕氏の音楽がじんわり沁みる…。
リアルタイムで見ていたものが最近たまたま再放送してるのを観て、やっぱりいいなあ〜って再確認。
手元に永久保存版として置いておきたい。
