ドラマ完走!原作のその後を描いた続編!
※映画版は落ちをアレンジしているので、映画しか観てない方は原作の勉強少し必要
舞台は現代だけれど、過去から一貫して通じる問題に上手く落とし込んでいて、物語が秀逸。7話からの怒涛の伏線回収が良い意味でえげつない。
観た人皆言うだろうけど、7話からが面白い。面白くないという意味じゃない。
7話までひたすら伏線をバラまくから、ちんぷんかんぷんなだけ。
何かが起きてるというワクワク感と共に7話まで進んでいく。
映画のテーマとは異なりドラマでは「覆面をする理由」を中心に展開。それらを現代が抱える問題に上手く落とし込んでいた。
またサブタイトルがいちいち秀逸…
社会問題を絡ませて世論にマンガで提起する。やっぱアメコミはこうでなくちゃ。
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以下ネタバレあります。
ご注意下さい。
最終話で第7機兵隊が過去の人間がやったことに対して何で我々が謝らなきゃいけないんだ!と言っていましたが、悪い出来事は何世代にも渡って暗い影を落とし続ける。
アンジェラをはじめルッキンググラスや、ベトナムの人々、トラウマと負の連鎖は続き、いつまでも人々の心に残り続ける。
「君にとっては過去でも、僕にとっては現在だ」
Dr.マンハッタンが度々口にする時間の感じ方。そういう事なのかなと。