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ウォッチメンのtatsuのレビュー・感想・評価

ウォッチメン(2019年製作のドラマ)
4.0
このドラマは、「アメコミヒーロー」ドラマと思って鑑賞をためらう人も多いと思いますが、ヒーローほとんど関係ないです!笑 社会派サスペンスですね。前半は正直「何この話?」と困惑したし、話が妙に鈍重でしたが、中盤から面白さが加速。最終3話くらいは、陰謀論をそのまま映画にしちゃいました!みたいな面白さがありました。

今作の時代設定は、映画版と原作コミックの要素を両方踏まえた別次元の話で、1985年から34年後の話。

白人至上主義団体の「第7機兵隊」というロールシャッハ(原作や映画でお馴染みのキャラ)のマスクをかぶった、まるでKKKを思わせる集団と、表向きは少数民族や人種差別被害者を守る警察官、更にかつてのヒーローのように自警団活動を行う人たち(超ダサい)3つの勢力があって、主人公アンジェラエイバーが上司のジャッドクロフォードの殺人事件を捜査していくうちに事件に巻き込まれていく話。

過去作からも、オジマンディアス、シルクスペクター、Drマンハッタンが登場!!オジマンディアスのラストは、過去作も含めて回収してくれるのでスッキリ!Drマンハッタンの登場話も彼の特殊能力を生かした素晴らしい回です。

映画版のオープニングに一瞬出ていた1940年のミニッツメンメンバー「フーデッドジャスティス」と「キャプテンメトロポリス」も作品に関わってくるので、原作や映画版のファンにも嬉しいですね!

最初はちょっとなんだか良く分からないけど、我慢して中盤くらいまで見ていくとイッキに楽しめる作品でした!

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https://kamenhuuhu.com/2020/05/06/wachtmen/
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