北米版Blu-rayボックスにて鑑賞
アメリカの負の歴史と現代の社会情勢を克明に映し出しながらもあらゆるファンが納得する形で1986年のコミック『ウォッチメン』の続編を作り上げたHBOがすげえ
最終話にかけての伏線回収が凄まじかった
『ドゥームズデイ・クロック』と同じく現代にあの伝説的コミックである『ウォッチメン』の続編が語られる意義を感じた
『ドゥームズデイ・クロック』でもHBO版『ウォッチメン』でも共通しているのが終盤になってオジマンディアスがクソ野郎であることを再認識させられる点
どれだけ高尚な志を持とうとも結局ヴェイトは自分のエゴを貫き通してるだけ
今作を観るまでオクラホマ州で起こったタルサの黒人大虐殺事件を知らなかったからただただ戦慄した
こんな残酷な事件が歴史に埋もれていたことに驚き