nnn

同期のサクラのnnnのネタバレレビュー・内容・結末

同期のサクラ(2019年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

建設会社に入ったサクラの入社一年目から10年後までを描く。各話ごとに1年過ぎるのがドラマ構成としては新鮮。

既にレビューにたくさんあるように第7話の島に橋をかけられないまでが最大の盛り上がりだったかと思う。ここからどうクライマックスに持っていくかが既存のキャラクターを迷走させてしまい、視聴者には不評だ。特に、葵と百合の株暴落は半端ない。サクラが復活した後の鍋パーティーに誰も来なかったのも納得いかない。そんな終盤の流れのせいで同期みんなが胡散臭く見えてしまった。演者の力でカバーできてはいたのが救い。

もう少し上手く終盤の脚本が練れていれば傑作だったのだが、毎回予想不可能な展開に持っていったワクワク感は高かったのも事実。最終回も賛否両論あるだろうが、同期との絆を信じた独立という終わり方はドラマだからこそアリと言えるし、それが遊川氏が伝えたかったメッセージなのだろう。
nnn

nnn