Benito

同期のサクラのBenitoのレビュー・感想・評価

同期のサクラ(2019年製作のドラマ)
4.0
【 高畑充希:北野サクラを演じる 】
========================
脚本_遊川和彦
演出_明石広人、南雲聖一他
出演_高畑充希、橋本愛
新田真剣佑、竜星涼、岡山天音
相武紗季、椎名桔平
音楽_平井真美子
エンディング曲_森山直太朗
放送_日テレ 水曜 22:00 - 23:00
2019年10月9日 - 12月18日
全10回 平均視聴率_11.5%
========================

脚本の遊川和彦と高畑充希の「過保護のカホコ」コンビ再び!そして高畑充希もキャラ設計に加わったというカホコ(根本加穂子)に続く北野サクラを演じ
・写真を撮り"いい、非常にいい" と呟く
・スーツを布団の下で寝押しして着る
・感情的になったら故郷の新潟弁になる
・じいちゃんのFaxに励まされるサクラ
・口癖は''私には夢があります"
みたいな、設定が面白い。

遊川和彦の脚本は、これまで「真昼の月」織田裕二から「女王の教室」天海祐希、「幸福の王子」本木雅弘、「家政婦のミタ」松嶋菜々子などの名作や、最近の話題作「35歳の少女」や「過保護のカホコ」と好きな作品が多い。挑戦的でリスクもある展開が多いし、重い要素もある作風が惹かれるところ。

ドラマは自身の故郷の離島と本土との間に橋を架けるという夢を果たすために上京したサクラと、4人の同期社員たちの群像劇。ユニークなのは、全10話で1話1年という時間構成にして描いていること、あとひと捻り&読めない展開も面白かった。

<サウンドトラック> 全31曲
Amazon Music Unlimited配信
スコアは平井 真美子。ほっこりサウンドで固めている。最近の遊川作品の常連、「過保護のカホコ」「恐妻家宮本」「ハケン占い師アタル」「同期のサクラ」「35歳の少女」など手掛けている。
因みに彼女の旦那さんはシンガー・ソングライターの森山直太朗で、このドラマのエンディング「さくら(二〇一九)」を歌ってる。
Benito

Benito