でしょうかな

闇の伴走者~編集長の条件のでしょうかなのレビュー・感想・評価

闇の伴走者~編集長の条件(2018年製作のドラマ)
3.8
三年前、アジマプロ絡みの事件を解決に導いた調査員の水野は、またもアジマプロに依頼され、最近になって現れた紛失原稿の出所と、それを持ち込んだというベテラン編集者の死について調査を始める。一方、三年前の事件で水野と共に調査に当たったフリーの編集者、醍醐はその編集者が編集長となる予定だった中堅出版社の青年漫画誌の新編集長となる。二人は出版社のアルバイトを加え、再度事件の調査を始める。

下山事件のシーンから幕を開ける本作は、原作者が得意とする謀略じみた大がかりな内容を思わせるが、そこまでの大風呂敷は広げずに、ちゃんと漫画にまつわる物語に収まっている。娯楽が増え、部数が激減している現代にも生き延びる漫画雑誌とは?漫画編集者とはなんなのか?全面的に首肯はできないが、興味深いテーマだった。
事件の真相自体はやや拍子抜けというか、下山事件とかの下りは完全に原作者の趣味だよね?と思ったが、テーマ自体は好み。相変わらず小道具も凝っている。もう少しコンパクトだとより楽しめたかな。