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夢を与えるのぴのレビュー・感想・評価

夢を与える(2015年製作のドラマ)
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高校入学前に観た。
あの時からずっと忘れられない
わたしはどちらかといえばミイ羽側の人間だからミイ羽がずっと心にいる。
原宿で声をかけられて安心するミイ羽も、きっとずっと現実に小さな希望を見出していつか、を信じ続けていたんだろうなと思うミイ羽の最期もずっと忘れられない。

夕子みたいな天才はいつでもみんなの求める夕子でいなければいけなくて、そんな夕子が唯一夕子のままでいることが許されてた多摩との時間を考えると今でも胸が苦しくなる。

夢を与えるは限られた人だけが言える言葉。本当にその通りだと思う。
わたしには言えない。
わたしは夕子にはなれないから。

努力が全て報われることなど有り得なくてただ消費されていくだけ。
それでもやっぱりわたしは夕子に憧れ続けてしまうだろうな。

高校卒業した今もう一度みかえしたい。
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