十月十日の進化論のakikoあっこはんのネタバレレビュー・内容・結末

男と女の関係、親子の関係は、突然何が起こるかわからない時があるのかもしれないけれど、＂別れた恋人と再会して酔った勢いで妊娠するような事＂を安易にしてしまったり、＂周りを振り回してることに気づかないで奔放に生きる＂主人公の生き方に共感しづらい部分も多々あった。

そんな主人公とわたしに共通点はないけれど、不器用な人間があたらしい命を宿すことで成長していく主人公の十月十日間の生き様を見ていくうちに、先の展開がどうなるのか気になってきて、次第に主人公を応援したいという不思議な気持ちが芽生えてきた。

結婚と妊娠の順番が逆になったことはあまり共感できないけど、あたらしい生命を宿すこともこの世に産まれることも＂奇跡＂。
いろんな事を経験したことで主人公がよい方向に成長して、最後は主人公も主人公の周りの人々もハッピーエンドで終わってよかったなと思いました。
赤ちゃんの誕生が人を笑顔にさせてくれる。赤ちゃんのパワーってすごいですね。