ケイトリン目当てで観たら、
すごいものを観てしまったという感じ。
わたしはセカンドレイプをしたり、
これに限らずその人の立場に立って物事を考えられているだろうか。
あぁ。過去の行いを振り返りたい。
初話から辛くて苦しい展開が続くから、
良くはないけど、とにかく解決して良かった。
意図を感じるセリフや描写がたくさんあり、それも良い。
マリーの一件はもっと明るみに出て、
報道されてほしかったけれど‥。
デュバル刑事ことメリットウェヴァーの声?雰囲気?がとても良い。ラスムッセン刑事はもちろんのこと。
あとは、男性刑事と女性刑事の対比、
女性男性混合チームの仕事の丁寧さ、
仕事に没頭しても理解してくれるパートナー、
性犯罪被害者の多様さ、そして多さ、
レイプ後の女性達の行動の描写、
インターン生のパンツ泥棒のひらめきの下り、
卑劣な犯人の描かれ方などなど。
もう一回観よう。辛いけど。
犯人のバックボーンや、
生活や人柄などが描かれないのが何より良い。
性犯罪者にバックボーンや理由なんていらない。と、わたしは思うから。
わたしも大人になるまで知らなかった、
痴漢や犯罪に遭う女性に全く一ミリも悪くはないこと。
どんな格好してても、どんな生活をしてても、どんな趣味嗜好があっても、
被害者に落ち度なんてないし責められる謂れもない。
裁判の時の寮母さんのセリフが悲しい。
何も悪いことなんてなかったのに。
どうして、女性の身体の作りは、
男性よりはるかに力がないんだろう?
医学部受験の問題や、
伊藤詩織さんの問題など、
相変わらず女性蔑視な日本で、
このドラマが多く観られることを願う。
子供にも、あなたが悪いことなんて何もないけど、自衛することを教えよう。
自衛する必要がなくなってくれればいいのになぁ。