アンビリーバブル たった1つの真実のドラマ情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

性犯罪は取り調べもキツイ上に裁判もキツイっていうのはよく聞くけど、それがよくわかる内容だった
そら訴え出ても途中で取り下げちゃう人が多くなるよねぇ…

性犯罪の被害で警察にお世話になった時に結構な確率で警察側や身内に怒られるの、アレなんなんだろうね

女性刑事二人が被害者に丁寧に寄り添ってくれたことが救いだったな
女優陣の演技が上手い

泣けた、、
トニ・コレットがかっこいい

📎

なぜ痛めつけられた人がさらに痛めつけられなければならないのか、序盤は怒りで観るのが辛い。性犯罪は、被害者が踏みつけられる場面があまりに多い。許せないと改めて思った。

そのやるせなさを昇華してくれるのが、二人の中年女性刑事。ドラマのキャラらしい派手な才能や美貌があるわけではないごく普通の二人だが、地道に真面目に本気で事件に取り組むその姿が本当にかっこいい。仕事は本来地味なものだ。それが実を結んだ瞬間、本当に嬉しかった。
そして性犯罪に遭いながらも、なんとか未来をつかんだ女の子からかかってくる電話。「いい人もいると思えた、朝起きたときに希望がもてた」この言葉以上のものがあるだろうか。
そういう世界にしたい。一人一人が、そう思って生きていけたらいい。

アメリカで女性がレイプ被害に遭った場合どうなるのか、その過程でどれだけ被害者が傷付けられているのか、丁寧に描かれている。逆に捜査する側に知識と経験があれば、どれだけ被害者が救われるのかも。
裁判で、何が原因でターゲットにされたのかと質問したシーン。たとえ犯人を刑務所に送ったとしても、心の平安にはほど遠いと感じた。

一気見してしまった。
一話がつらすぎて、早くマリーを救ってあげてと祈るような気持ちで見つつ。

胸糞の時間が長いけど、最後はハッピーエンド。セカンドレイプって被害者の心を尽く追い詰める最悪の事態だと感じた。真実を見抜く目や、本当の意味で人を支えたり救えたりできる強さを持ちたいと思わせられる映画だった。

2人の女刑事が素晴らしかった。ラストに救われた。

傷つけるのも人なら、救うのも人。だったら、救う側になりたいと思わせる作品。

自分は正しいと、良い人だと思っている人こそ実は人を傷つけていたりする。物事の解釈の違いをホントに上手く描いていると思った。

マリー役の、"ブックスマート"主演ケイリトン・デヴァーさんを個人的に贔屓目で見ているせいもあり、前半は特に彼女が可哀想でならなかった。

被害者と思ってた人が被害者じゃないと知った時の人々の残酷さ。友達ならせめて、被害がなかったと喜べないのか？と思うけれど、実際自分の身近で起こったならどうなのだろう。

最初はミステリーに描かれていて、彼女に何が起こったのかこちらもわからない。だから無条件に主人公に共感できる作りでもなく、けれどまわりの人に共感できるわけでもない。

だから1話を見たら、絶対に続きを観たくなる。自分の見る目が試される。

そして何より女性刑事2人が素晴らしい。完全無欠のヒロインじゃないところも良い。2人のウィットに富んだ会話も好き。この2人の捜査と、マリーの物語が連なっていく構成がまた素晴らしかった。

また、暴行シーンをむやみに映し出さないのも良い！

2021-7

はやくマリーを救ってあげて欲しくてつらくなるけど、性犯罪やセカンドレイプについて深く考えさせられる良い作品でした