アンビリーバブル たった1つの真実のドラマ情報・感想・評価・動画配信

「アンビリーバブル たった1つの真実」に投稿された感想・評価

ゆう

ゆうの感想・評価

4.2
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このレビューはネタバレを含みます

とてもリアルで胸が痛くなった。

女性刑事2人がとてもかっこいい。
もし対応した警察があの2人だったら、マリーはあんな目に合わなかっただろうと思うとモヤモヤする。
対応する警察の、地域やその人の考え方や周りの人達の考えで、こんなに変わるのかと思うと怖い。みんな悪気があった訳ではないのがまた怖い。
信頼してた人に疑われるって、全部信じられないし自分も信じられなくなると思う。

病院での検査や警察での聴取のシーンは胸が苦しかったし、精神的につらい時にされるとなると、あやふやになるし混乱すると思う。現実もこんな風なんだと思うと本当に犯人が許せなかった。
マリーがカウンセリングで、誰も信じないと言った時は悲しかったし、それでも日常を過ごす姿に泣いた。誰も信じれないまま生きていくのはどんなにつらいか。
裁判の、1日で世界が変わってしまった、自分の行動の何がいけなかったのか教えてと被害者が話すシーンも涙が出た。

ラスト、マリーが毎日希望が持てるって言ってとても嬉しかったしきちんとお礼を伝えててまた泣いた。免許が取れて、自分で車を運転して自転車も持って街を出るマリーの表情がよかった。

女性刑事を見ていて、仕事を一生懸命する人は素敵だと感じたし、
真摯に対応すること、相手に寄り添って考える、感じること、つらい不安なときにこそ、それが出来る人でありたいと思った。
GreenT

GreenTの感想・評価

3.5
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これ面白い!掘り出し物でした!!

第一話は、レイプされたマリーというティーンの女の子の捜査過程がとても非人間的なことや、周りからの扱われ方など「セカンドレイプだなあ~」と思わせられるのですが、第二話から出てくるカレン・デュバル(メリット・ウェヴァー)っていう女刑事がすっごくいい!!

体格も良く、服装も安っぽく、髪もボサボサで、なんつーか、「刑事コロンボ」みたいな「疲れた刑事」感がリアル過ぎる(笑)。むか~し、シャーリーズ・セロンが、刑事だか警官を演じていた『スタンドアップ』って映画を観た時に、モデルのように痩せて美しいシャーリーズが田舎の女警官ってのに全くリアリティを見いだせなかったことを思い出した。

だけどカレンはやっぱり女性だからか、レイプ被害者に対する思いやりが見えるのがまた良い!

第二話の終わりから、トニ・コレットが演じるグレース・ラスムッセンって刑事も出てくるんだけど、こちらはダーティ・ハリーの女版?私『ダーティ・ハリー』ってちゃんと観たことないのでイメージのみだけど。第二話のラストに出てくるんですけど、「カッケー~!」って盛り上がった。トニ・コレットって、面長だからスレンダーに見えるけど、ジーンズがムチムチしている感じが、これまたリアリティがあって良い!

グレースの同僚ももう皺だらけのおばさんで、インターンとして警察で働いている若い男の子に指導していたり、女性の刑事が熟練、古株みたいな、こういうの演じてサマになる女の人がたくさん出てきたなあって感心した。

話もとても面白くて、いわゆる「レイプもの」、被害者の辛さを訴えたり~、みたいのだったらつまんねーなと思ってたんだけど、レイプの捜査ってこんななんだ!っていうのも面白いし、あと、女性がレイプされた!と虚偽の訴えをすることとか、どこまでが虚偽なのか、とか、捜査する方が女性だっていう新鮮さとか、すごい面白い。あ、あと、レイプの被害者が必ずしも若くてきれいな女性ではなく、すごく太った女の人や50歳とか70歳のおばさんなのも真実味がある。

なんだけど、「女性ならではの葛藤」に焦点を当てているってわけじゃなくて、女性警官を中心に、刑事同志とか警察内の部下との関係とかをフツ~に描いている、その淡々とした感じが良い!

ミニ・シリーズなので8話完結なのですが、まだ4話までしか観ていないので、後半が楽しみ!今夜全部観ちゃうだろうなあ~

後半も面白かったけど、この先はネタバレになるのでご注意ください。

原題 "Unbelievable" なので、どんな「あんびりばぼー」などんでん返しがあるのかと期待していたが、犯人は、捜査に色々障害があったがすんなり捕まり、マリーがレイプされたことは虚偽ではなかったということが、犯人の撮った写真で証明される。

第7話の終わり、マリーがカウンセラーに「これからもウソをつき続ける。真実を言っても、その真実がみんなに都合悪ければ信じてもらえないから」と言うところで終わっていて、「おお~!すごい終わり方!」と思っていたら、もう一話残っていることに気が付き、「これ以上何を語るのだろう?」と思った。

ちなみに、マリーのカウンセラーは、『羊たちの沈黙』で誘拐される女の子の役を演っていたブルック・スミスだった!この人声にドスが効いているからすぐわかる(笑)

この映画の原作は小説だと思ってたんだけど、 "An Unbelievable Story of Rape" という取材記事なんだって。なので、「あんびりばぼー」なのはどんでん返しなのではなく、マリーの証言をウソだと決めつけ、ちゃんと調べれば犯人を特定できたにも関わらずなにも努力をしなかったアメリカの警察、司法が「あんびりばぼー」ということらしい。

最近では「ホワイトウォッシュ」と言って、「このストーリーは実話に基づいています」と言う時、実際は黒人やアジア人が主要人物なのに、白人のキャストに置き換えられていることが問題になっているので、このお話も「レイプの話だからって、刑事を女性に置き換えるのは問題にならないのかなあ~」と思っていたら、なななんと実話の刑事も本当に女性なのだ!

レイプの話だから、女性目線で語る、女性刑事が捜査するっていうのは、演出としてすごく面白いなあって思ってたんだけど、ウィキで元になった記事を読むと、ほとんどドラマ化されてなくて、記述通りみたいなんだよね。

こんなドラマ的な状況がほとんど実際に起こったとは!

最後、マリーが事件を捜査し、マリーのレイプが虚偽ではないことを証明してくれた女性刑事に電話をかけて「ありがとう」って言うところで終わっていて、「陳腐だなあ」って思う人もあるかもしれないけど、私は素直に感動した。マリーは、自分が正しかったことが証明されたとか、訴訟で和解してお金を貰ったことより、「正義を信じて私たちのために仕事をしてくれている人がいるって知れたことが一番嬉しかった」って言うんだけど、現代のアメリカに生きていると、この言葉は身に染みる。

だって警察なんて「一生懸命やっているけど、犯人は捕まらないんだ」って言うことだってできるもんね。一緒に働いているアメリカ人たちを見ていると、もっとできることあるのに、面倒くさいことは「できない」と言ってうっちゃること多いからなあ。警察とか政治家とか、公の安全を守る立場にいる人は高潔な精神を持っていて欲しいなと思うもん。
まろん

まろんの感想・評価

3.9
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凄い良かった
これが実話でないことを祈ります
たまご

たまごの感想・評価

4.8
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ケイトリン出演作だけど、観るまで決心がなかなか付かなかったリミテッド。

とにかく良く出来てる。
捜査の良い例悪い例として全警察関係者に見せた方がいいんじゃないか。パーカー刑事らの捜査は、レイプ事件が何たるものか一切分かってなかった。

何重ものセカンドレイプ。
特に里親(『MANIFEST』に出てる人のほう)、信じる素振りもない。
自分の過去の経験を当てがったのが、一番厄介な疑い方よね…
たけひろ

たけひろの感想・評価

5.0
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とても意義のある物語。

実話ベースのドラマで、社会的な問題を扱っており、ミステリーとしても秀逸。

非常に重い題材なので、実は腰が重かったのだけれど、トニ・コレット先輩とケイトリン・デヴァーが主演なので、ひとまずエピソード1だけでも…と観始めたら止まらなくなり、一日で全話完走。

人生を破壊する、卑劣で、憎むべき犯行。

罪深い犯人。

ふたつの時間軸。

現在が過去に辿り着くのをずーーーーーっとずっーーーーーっと待ち望んでいた。

被害者のマリーを演じたのは「ブックスマート」でビーニー・フェルドスタインと共に輝きを放っていたケイトリン・デヴァー。

真に迫った、繊細で自然な演技が素晴らしく、完全に感情移入した。

セカンド・レイプへの痛みと葛藤にも。

そしてふたりの刑事。

トニ・コレット先輩とメリット・ウェヴァーが知的で格好良く、事件を追いながら素晴らしいバディとなってゆく過程に見応えがあった。

女性たちの賢さと強さが描かれている。

同僚の刑事たちも。

カウンセラーも。

男性陣で好感度が高かったのは、マリーの元彼、ふたりの刑事の夫たち、警察のインターン、公選弁護人。

しかし、これは女性たちの物語だ。

最終話では魂が震えた。

被害に遭った女性たちの、その後の、心の平穏を願うばかり。

(最初に事件を担当した刑事たちに否はあるものの、シンプルに断罪はできないところがポイントだし、レイプ被害者に対する事情聴取の在り方は是正されるべきだし、事件を扱う警察、法廷、医療、メディアの仕事に従事する方々にも広く知られて欲しい作品)
ポコ

ポコの感想・評価

3.0
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記録的
TAKUMARO

TAKUMAROの感想・評価

4.5
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レイプ事件の被害者マリーが事件は虚偽であったと被害を取り下げるがその後、奇行とも思える言動で周囲から孤立していく、、

事件は本当に虚偽であったのか。

冒頭からあまりに辛い状況に視聴を止めていたが再度観直したところ女性刑事二人(メリット・ウェヴァー、トニ・コレット)とマリー役のケイトリン・ディーヴァー三人の演技にのめり込む。
特にケイトリン・ディーヴァーの演技が圧巻。

視聴者はマリーは被害に遭っていたと確信はするが、警察に虚偽の報告をしたとし告訴されるマリーが頑なに’’虚偽であった’’と事実を認めない事に心底、忘れ去りたい・関わりたくない過去の悪夢なのだと、心がかき乱されて言葉にならない。

犯人を逮捕し、証拠品からマリーに行き着くくだりから裁判での被害者達の吐露が本当に辛い。
デリケートな題材だがラストシーンの清々しさで救われる。

NETFLIXオリジナルシリーズ(リミテッドシリーズ・全8話)
DOLBY VISION
2020年ドラマ観賞記録-005
始めはひどい話、人間死ね…と思う流れが、女刑事2人の活躍により、やるじゃん人間と思い、最後は救われこの世界に希望が持てた。
ソラアユム

ソラアユムの感想・評価

4.4
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『レイプ犯は本当にいたのか?』


レイプ被害を訴えた少女へ向けられた偏見と差別、連続レイプ犯を追う二人の女刑事の活躍を描くNETFLIX ORIGINALリミテッドシリーズ

第一話にて少女のレイプ事件を担当した刑事を決して責めてはいけないのだと思う。第一話を見て、最初に湧いてくる感情は”怒り”だ。「どうして里親や刑事は少女の言葉を信じてやらない?」と。しかし、第二話と話が進むにつれて「どうして彼らは少女の言葉を信じることができなかったのか?」という疑問も湧いてくる。彼らは、物的証拠を集めるために尽力し堅実に捜査をしていた筈だ。一刻も早くレイプ犯を捕まえたい。その思いは後にレイプ犯を追うことになるデュバル刑事やラスムッセン刑事と何ら変わらない。ちょっとしたボタンの掛け違いの連鎖がこの様な悲劇を生んでしまったことを考えると、少女の取り調べを最初に行った刑事を責めることは到底できない。

少女の苦悩を描く重々しい語り口と軽快なテンポで描かれる刑事ドラマのバランスが良く非常に見やすい作品だった。警察の捜査に対する「課題」もいくつか提示され、後に引くような終わり方も大変好み。最後に少女が人生を取り戻すため前進する姿、刑事に感謝の言葉を贈るシーンは目頭が熱くなった。唯一の不満点は、事件が解決した後の里親の描写が欠落していること。それ以外は完璧なドラマだったと思う。

リミテッドシリーズは1シーズンで完結するから安心して観られる。
ケイトリン・デヴァーの演技は圧巻の一言。
ロアー

ロアーの感想・評価

3.8
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少女のレイプ事件。
証言のあいまいさから事件は少女の嘘だったとされてしまうが、似たような事件が立て続けに起こり、2人の女性刑事が犯人の逮捕に尽力する。

「信じられない」というこのタイトル。
一見、少女の証言のことをさしてるかと思いきや、観ていくうちに事件の過程で起きる様々な信じられないような実態もさしているんだと気付いてしまう💦しかも実話に基づいているとか😓刑事ドラマの面白さもしっかり踏まえつつ、より多くの人に観てもらう手段としてドラマという媒体を使った社会に対するプロテストだと思う。

何度も何度も嫌な記憶を繰り返し語らされる聴取。
警察の主観や思い込みによって左右される尋問。
殺人事件よりレイプ事件が軽く扱われる上で起きた捜索やデータ管理の杜撰さ。
警察組織や法律システムの穴や矛盾などなど、挙げ始めるとキリもない実態の数々が8話の中に驚くほど詰まっている。

被害者の少女が養子ということから養子家族に起きる問題などにも触れていて、これでもかという程容赦なく社会の悪しき部分を突き刺すドラマだった。
養母2人の少女に対する対応も酷くて悲しい😢
娘を信じてあげられなかった理由が「自分の時とは違ったから」という、社会に巣食った病巣を目の前にさらされたような一言も印象的だった。

社会批判だけじゃなく、被害者の混乱した心理状態や人によって様々な形で現れるPTSDの症状などの描写もされていた点にも関心した。
傷ついた人間が他人を傷つけるような言動や自分の意思に反した行動を取ってしまうことなど、そういた点もきちんと理解すべきことだと思うので。

ドラマではトニ・コレットとメリット・ウェヴァー演じる女性刑事2人の活躍により犯人を逮捕することができたけど、現実には心の傷を抱えて生きている女性がたくさんいるだろうし、犯人が捕まったからと言ってその傷が癒えるわけでもない。
そんな女性の存在を増やさないため、少しでもこのドラマによって変わるものがあればいいと思った。
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