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エミリー、パリへ行く シーズン1のrejocquのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

リリーがひたすら可愛いだけのドラマ。ひたすら可愛い。
めっっちゃかわいいけど、ちょっと痩せすぎ。

金を全部ファッションに注ぎ込むようなゴシップガールの想像どおりの華やかな世界を映像化するために、広告業界を採用するのはやめてくれ。
あんな世界じゃない。あんなかんたんに数字も成果もでない。適当な口約束で仕事は進まない。どの仕事もそうでしょ…仕事を過度に美化するドラマはやっぱ好きじゃない。

エミリーが仕事のやり方ではさほどフランスに染まらず成功を重ねるほど合衆国が正しいんだ、みたいに見えるけどそれはいいのか?

一度家に帰ったが思い直して友達の元カレのところへ大急ぎで走っていっているはずのシーンでクッッッッソ履きにくいだろうピンヒールブーツサンダルだったのはウケた。

なんかそれっぽく対比された“文化”も含めて全部全部インスタファンタジーなんだよなあ。

ドラマの主旨として、きせかえ人形みたいな“せいいっぱい前向きにがんばる”リリーが可愛く映ることが最大価値、なんだったらいいけど、他になんかあるのか?フェミニズムの別の切り口か?まさかな…
こうすれば、キッチュな今の若い世代の心が掴めるのか?という実験だというならその結果を見てみたい。
リアリズム志向になりすぎる最近の流行りへの抵抗か?まあそれも分かるが…
なんかオジサンかオバサンが無理しまくって作ったようにしか見えないんだよなあ。苦しい。

久々に脳みそプッシーの女が主人公のドラマ見たけど、まじで最高にリリーがかわいいだけのファッションドラマだった。
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