RISA

エミリー、パリへ行く シーズン1のRISAのレビュー・感想・評価

4.0
ー君は働くために生きている。
僕らは生きるために働く。

フランス語が話せないエミリーが
夢見たフランスの地での
自分の仕事を全うすべく、
言語も文化もあらゆるアクシデントも
乗り越えて突き進んでいく。まさに
現代版のタフなシンデレラストーリー

フランスが舞台とはいえ、
フランス映画では決してなくて、
むしろフランスの文化や言語の
ユニークさを強調されているようで
序盤の回でエミリーに放った職場の
彼からの台詞がキーポイントなのかな。

もちろん、その意味は国柄ではなく
人柄でいえることなんだろうけど、
(アメリカでもプライベート重視な
人たちもたくさんいるだろうしね。)
彼が言う通り生まれた国ならではの
考え方、ライフスタイル、価値観って
多少なりともあるのかなって。

だからこそきっとフランス以外の国で
生まれた女性は、物語を通じて
主人公のエミリーに共感せざるを
得ない場面もあるんじゃないかな。

加えて、ファッショナブルで
コロコロ変わる素直な表情が魅力的な
エミリーに回数を重ねるごとに
愛着が沸いていってしまうのが
今作の最大の魅力なんだろうな~!

そんなエミリーから学ぶことは
どんな国でも環境でも
自分を幸せにできるのはいつだって
自分の選択や考え方なのかなと。

周りの人たちに支えられて
愛と勇気と活力をもって、
少しの運とひらめきを味方につけたら、
あとは選択力と実行力のみ。
正しい判断を正しいときに。
これはウォーキングデッドでも感じた
テーマとも似ているんだけども。笑

今を生きる女性たちに
そっと寄り添うようなドラマで
自分の力で、自分の人生を生き抜く
等身大のシンデレラストーリーには
私自身も明日から頑張ろう!楽しもう!
ってパワーを貰えるんだよね~。

第2シーズンも楽しみ~。
RISA

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