このレビューはネタバレを含みます
言葉って誰かの助けにもなるし、
呪いにもなり得る。
ふと溢れた言葉で人を傷つけることだってある。逆に誰かの癒しの言葉として残っていくこともある。悲しい言葉は呪文みたいに心にまとわりついて、解けなくて、忘れた頃に思い出してしまうこともある。
ドラマに出てくる安先生の言葉はいつだって誰かを救う言葉ばかりだった。
弱いって誰かの弱いのをわかってあげるから良いことだって、辛いことは自分の中に閉じ込めるんじゃなくて誰かに話した方がいいって。
心が弱いこと、誰かに助けを求めることってなんでか悪いことに思えて。強くないからそうしてしまう。強くならないといけない。だから自分の中で閉じ込めなきゃいけないって勝手に思ってた。
そんなことないんだな
4話分、見てる人の心の重りをゆっくり一つずつ下ろしてくれるようなドラマだった。とても優しくて丁寧。先生の本が読みたい