Pinkman

椿の花咲く頃のPinkmanのネタバレレビュー・内容・結末

椿の花咲く頃(2019年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ヨンシク、あなたって人はなんて愛らしくてかわいい人なんだ!

ドンベクの母親はドンベクにとっていい母親じゃなかったけど、再婚相手の連れ子からしてもいい母親じゃなかったと思う。元家政婦が義母になるとか複雑。個人的にはドンベクの母親のやることなすこと好きになれなかった。子供からしたらお腹が空くことも辛いだろうけど、親に捨てられたと思いながら数十年間生きることの方がよっぽど辛いと思う。親が子供のためを思ってしたことでも、それが子供の望むこととは限らない。子供時代は一度しかないから。一番そばに居てほしいときにそばに居なかったことの方が罪深い。

初めはドンベクの良さがよく分からなかった。女からするとそれほどいい女に見えなかったから。でもだんだんドンベクの人生や優しさを知るうちにヨンシクとの恋を自然と応援したくなった。ずっと誰にも頼らずに生きてきたドンベクにとって誰かに頼って生きるというのは初めは難しいことだったと思う。ヨンシクを好きになってからドンベクが綺麗になっていくのが良かった。ヨンシクがドンベクに惹かれたのはどこか母親に似ていたからだと思う。ヨンシクと出会って自然とドンベクの笑顔が増えたように、最後の方はヨンシクが笑ってるとこっちまでつられて笑っちゃうようになった。ラストでヨンシクが笑いながら現れるところとかもう可笑しくて。この人と一緒に居たらずっと笑っていられるんだろうなと思った。

馬鹿な子ほどかわいい。ヨンシクとノ・ギュテが最高!大好きになった!最終回でギュテを前にジャヨンが女の顔をしたときは女優って凄いと思った。大音量の変な効果音がウケたw
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