鬼泣斎

悪魔のささやき(仮)の鬼泣斎のレビュー・感想・評価

悪魔のささやき(仮)(2019年製作のドラマ)
5.0
「悪魔が君の名前を呼ぶ時」というタイトル、オープニングの映像。これもぼくのドラマじゃない「カイジ」のようなまがまがモノ、ピカレスクロマンだろう、一応第一話だけと思って見始めたのだが...実は妙なギャグの散りばめられた変格コメディでもあり、その実は叙事詩的な物語でもあった。驚き。スコアが最高の「5.0」は他の視聴者とはかなり評価が違うかもしれないけれど、70年代後半のフォークソング~ニューミュージックの時代に育ち、80年代に大学生活を送って、あと数年で平凡にリタイアを迎えるおっさんの身としては、甘くほろ苦く、胸に響くもののあったドラマだったんだ。例えば岡田奈々の「青春の坂道」が思い浮かんだり、サザンの「YaYa」が思い浮かんだり、あるいはさだまさしの「主人公」が思い浮かんだり。たとえあの時代に帰れたとしても、そこにはもう誰もいないんだよね。同世代の男性に見てもらいたいなあ。
ちょっと吉高由里子。そして沢田研二。