『よこがお』『淵に立つ』の深田監督初の連続ドラマは意味であまりテレビドラマではあまりみないタイプの女性をフィーチャーしたもので毎話心がざわつかせながらも楽しく見れた。
一種のファム･ファタールものになるんだろうけど、出会う男をことごとく不幸にさせてしまう浮世(土村芳)の見る度に顔の印象が違う真正面きっての美人ではないところや、顔はイケメンなのに中身が空っぽでそれまでの女性との距離感もなあなあな辻(森崎ウィン)とか今時の人っぽいリアリティがあった。
「馬鹿な男と馬鹿な女が地獄を見るのが好きなんです」
ハイ、視聴者も全くその通りです。
