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本気のしるしのyusukepacinoのレビュー・感想・評価

本気のしるし(2019年製作のドラマ)
3.4
劇場版に合わせて9月30日〜10月1日に鑑賞。

『映像研には手を出すな!』のDVDをTSUTAYAに借りに行ったら前から観たかったこちらを発見して一緒に借りてきた。

30分弱のテレビドラマ10話分を全4巻にギュッと纏めて収録。
コンビニで偶然出会った女性に声をかけたことから破滅に向かう男性を描く。
なかなかはっきりと決断をせず、女性関係にだらしない辻一路役に森崎ウィン。『妖怪人間ベラ』の時にも感じたがこういう堕ちていくサラリーマン役は彼にピタッとはまって面白い。
主人公を翻弄する葉山浮世役に土村芳。彼女のウジウジとした態度と嘘にイライラさせられながらもこちらも役に合った配役に感じた。
しかしよくも見ず知らずの人にここまでするなって思った。極度のお人好しと言うか何と言うか。
深田監督なのでもっと絶望的なラストを期待したがそうでもなかったかな。

劇場版は何と4時間を超えるものとなっているみたいで身構えてしまう。
テレビドラマ版を纏めたものとなっているのかその後のストーリーも追加されているのか気になる。
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