sandy

W -君と僕の世界-のsandyのレビュー・感想・評価

W -君と僕の世界-(2016年製作のドラマ)
3.8
2023年最初のレビューは、年末に熱愛宣言した、旬のイ・ジョンソクの作品から始めます。

イ・ジョンソクさんは、私の韓ドラ師匠がいっときハマっていたので気になる俳優でした。
何から観るか迷いましたが、BSで放送したのをきっかけに『W 君と僕の世界』をまず鑑賞。
BS放送はカットされていることを覚悟しながらでしたが、ストーリーの流れの違和感もなく面白かったです。

韓ドラあるあるファンタジーで、あっちの「漫画の世界」とこっちの「現実世界」で問題解決していくのはイ・ジョンソクとハン・ヒョジュ。


ハン・ヒョジュは医師役、その父は漫画家、イ・ジョンソクは漫画の中の主人公で射撃の名手という設定。ある日父の描く漫画を読んでいると絵に吸い込まれ漫画の世界に入ってしまう。そこにいた主人公は理想の彼だった。漫画のストーリーでは、イ・ジョンスクが死ぬ設定になっており、それをハン・ヒョジュが修正して命をつなげます。彼の家族を殺した犯人探しを現実と漫画を行き来しながら、自分たちの手で運命を切り開いていきます。


春のワルツが初見だったヒョジュさんは、あれから10年後のこのドラマでも変わらず瑞々しく美しく可愛らしい。

イ・ジョンソクさんは、前年ピノキオに出演している。2016年の作品なので、『君の声が聞こえる』映画『君に泳げ』などで人気が出ていた頃。
個人的には好みの俳優さんではないが、目で追ってしまうスター性は十分に感じられた。2022年の『ビッグマウス』ビハインドなどを見ると、モデルタイプの外見のカッコ良さと茶目っ気たっぷりな人柄の二面性がとても魅力。
兵役前の初期作品で、勢いがあることが感じられます。

この作品、イ・ジョンソク目当てでみましたが、観てから脇役の充実ぶりが楽しみの一つでした。
ジョンソクを守る警護のイ・テファンと秘書のチョン・ユジン、ヒョジュの父のアシスタントにイ・シオン、同僚にチャンギヨン。韓ドラを彩る俳優はこんな役をしていたんだと発見できます。
イテファンさんとチャンギヨンさんの組み合わせは結構あちこちで見かけます。その度に新しい魅力やその俳優の得意技を見つけられます。
例えばイシオンさん。早口の話し方は独特で真剣さの中にユーモアを感じられるのは彼独特のものだと思います。私的には、1997の彼もチラリと感じられて満足でした。


しばらくFilmarksを離れていて、レビューがかなり溜まってしまいました。休みを利用してこれから順次UPします。
sandy

sandy