とーり

このサイテーな世界の終わり シーズン2のとーりのレビュー・感想・評価

4.0
ALYSA(Alyssa) × JAMES そしてボニー --- 【ティーンの不機嫌さ】を真空パックして最良の形で映像に落とし込んだドツボなドラマ、今回も期待裏切られないどころか超えてきた。相変わらずのそれぞれ早口なモノローグ過多が最高すぎる、心の声すら醒めてる。淡々とオフビートにシュールに迷いながらも、さも厭世的みたいにも取れるように尖り達観しているようでもあるけど内実はグチャグチャ。ファッキ×イイ!
《変》前回が向こう見ずな愛とか今みたいな勢いが全てだったとしたら、今回はそれだけじゃダメかもなと周りの大人達や遺灰に(前シーズンのまま二人が大人になったら...を体現する)新キャラのおかげ(せい)で痛感させられ迷うシーズンかな。有終の美を飾れなかった者たちの藻掻き苦しみ吐き捨てる様。示唆的かつ嫌味なくスマートで機知に富んだ見事な語り口にもう夢中だし本当に深い洞察。
まだ若いはずなのに何処か枯れていて隙間風すら吹き荒れている。やるせなく立ち尽くしながら何もかも冷たく残酷な世の中のクソみたいなすべてに中指を突き立てケンカ売っているみたいだ。めちゃくちゃ格好良いし、ここで自分は振り切れられなくとも共感できる点もある。文学的ながら実に映像的でもある。前のシーズンが最高すぎて大好きだったから逆に直ぐに手を出せず暫く自分の中で寝かせていたけど、いざ見始めてしまうとあっという間!

P.S. がんばって

「死ぬって損だよね。仲間外れになる」