オーソン・ウェルズのラジオドラマ事件が有名過ぎて勘違いしてしまってたんだけど、"宇宙戦争"の原作者ってイギリス人のH.G.ウェルズなんですね。何てややこしい（笑）。
ともあれ、そう考えると実はこのドラマの方が原作に（雰囲気）は近いんだろうなァと思いつつも、メロドラマ要素を加味したことでビミョーな野暮ったさまで醸し出すことになってしまった印象が。アメリカンだと勇猛果敢に戦って文字通りに打倒していく展開になるんだろうけど、ソコは20世紀初頭のイギリスらしく極めて地味な展開に終始。エンディングすらある意味現実的なものになっていたかも。
とはいえ、ワタシとしてはもうちょっと魅力的なキャラクター像が欲しかったかな……というのは、あくまでも好みの話ですが。
