おっさんずラブ-in the sky-の無名のひとのネタバレレビュー・内容・結末

終わり良ければすべて良し。
これは終わり残念なので全て残念な感じ。

不器用で一生懸命な主人公春田と、彼に恋する上司黒澤は前作と同じ。
しかし舞台は空港として、それまでとは違う世界線で描かれている。
最早春田のご都合ハーレム？のような展開が、彼の優柔不断によりひとり離れ、振っては離れして、最後まで一途に残っていた黒澤といきなりくっついた印象。
恋の話なのに恋に落ちる描写なかったよね！？
それなりに楽しく見ていたのでがっかり。
シリーズ通して思うのは、春田の仕事できなさにイライラしてしまう。
中途採用を加味してもこんな35歳実在したら引く。
実は初めて見る戸次重幸の、笑顔が爽やかで時に情緒不安定な演技が良かった。
佐津川愛美も可愛らしくいじらしい演技で好感が持てた。
しかし今回のがっかりが尾を引いてしまい、映画はレンタルしようかと思ってたけれど、動画サイトに来ない限りは見ないと思う。