このレビューはネタバレを含みます
取調室でのやり取りだけを描く舞台劇のような刑事ドラマシリーズ。イギリス編シーズン2の3話目、ダニエルは見た後にゾクゾクして鳥肌たった。情報をもとに人が人を裁いてよいのかというテクノロジーとプライバシー、さらに個人の自由、そしてモラルの話になるかと思っていたら、まさかのやってる側がソシオパス。見る側に共感させておきながらのどんでん返しはもちろんだが、こういう人に通報された側は本当に人生壊されるし、それができてしまう現実こそが本当の恐怖。シーズン1よりシーズン2の方がどれも抜群に面白い。