tristana

空と海をこえてのtristanaのレビュー・感想・評価

空と海をこえて(1989年製作のドラマ)
4.5
離島で子どもたちがボツリヌス中毒を発症(漬物が原因)、集団でゲロ吐きまくってるのを尻目に芭蕉ネットでは悠長に句会、突然チャットに乱入して助けを求める離島のゴクミに「句会の邪魔しないで!」「どうせ嘘に決まってる」と素晴らしい速度で返信する尾美としのり(COWBOY)👍BBSの元締め?シスオペ?は加藤治子。チャットでも実際でも全員がやたらとまくし立てるので騒動はパリのパスツール研究所まで飛び火、そこはかとなく言葉の端々から日本人観光客をうざがっているのがわかるパリの男、突然パスツール研究所に電話をかけて「ボツリヌス菌の血清ありますか」。結局はどこの馬の骨かも分からないこいつが最高。子どもたちのために奔走する石垣島の漁師高嶋政宏は徹夜続きで、病院のベンチで疲れて寝てしまったゴクミにムラムラ、このさり気なさが良い。尾美としのりに「妹に付きまとうのはやめろ!」とメッセージを送った加藤茶は古尾谷雅人(DOC)に「二度とパソコンを触るな」とまで書かれるが、妹が荻野目慶子なのでこれは仕方がない。
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