ドラマWで同じ原作の「不発弾」が見応えあったのでこちらの方も一気に全話鑑賞。
「不発弾」よりもっと身近な食品に関する組織(民も官も)の闇。
一時期話題になった食品偽装はより巧妙になって牛肉100%とか無添加などと言われている。
食べ物をビジネスにすることはより一層の倫理と安全性を必要とする。
とんでもない加工肉を作っていた社長が捕まる時に「みんな美味いって言ってだろ!」と叫んだ。
需要があるから供給されるのか、供給されるから需要が生まれるのか?
とても重要なテーマのドラマだと思う。
ドラマとしてはミスキャストがめだった。
三上は若々しすぎて床島が奥さんに見えず、娘は妹かと思った。
白石美帆は地味すぎて言い訳にしても殺人の動機になるほど魅了的には見えなかった。
小林薫と古田新太のコントラストは演出のポイントだったのかもしれないがちょっと違和感を感じた。
こういう内容はあまりリアルすぎると怖くなり過ぎるんだろうか?
温水のエピソードは添加物の神さま安倍さんの実際にあったことだね。