AYAKO

キルミー・ヒールミーのAYAKOのレビュー・感想・評価

キルミー・ヒールミー(2015年製作のドラマ)
4.5
「花郎」でパク・ソジュンにはまり、
「ビューティーインサイド」「彼女はキレイだった」
に続くパク・ソジュン祭り。笑

パク・ソジュンが出てるから、という理由で見始めたけど、
予想以上に作品と主演のチソンの演技がよくて、2日で一気に鑑賞。

チソンが演じるのは、過去にあった辛いことが原因で、
解離性人格障害に陥った男性、チャ・ドヒョン。

普段は温厚で優しい控えめな男性だが、
・暴力的で男っぽい シン・セギ
・釣りとお酒が好きな フェリー・パク
・自殺願望のある高校生 アン・ヨソプ
・イケメン好きな今時女子高生 アン・ヨナ
・謎の人格 ナナ
・????
と7変化する。

チソンがすごいのは、それぞれが本当に別人格に見えること。

シン・セギの時はめちゃくちゃ怖いしかっこいい。
フェリー・パクの時は、絡むとめんどくさそうな、おじさん笑。
アン・ヨソプの時は、賢そうな高校生に見えるし、
アン・ヨナの時は、今時の女子!って感じ。笑

ドラマ序盤では、それぞれの人格のシーンによって
服装が変わる(人格が自分好みの服を着るため)から
見た目にもわかりやすいが、
後半に行くと、同じ服で人格交代が起こるシーンがある。
それでも、それぞれのキャラクターだと一目でわかるから、本当にすごい。
演技力ってほんとすごい。

「チャ・ドヒョンです」というセリフがめっちゃ出てくる。

後半は結構、泣ける。
それぞれの人格ができたわけ、とか、
チソンが演じる主人公以外のキャラクターの背景が面白いし、
意外性のある展開も待っている。

序盤で一部、ストーリー展開が予想ができたから、
こんなもんかと思って見ていたら、
途中で意外な事実が出てきて、全身に鳥肌がたった。面白かった。

途中で、「スミレ」という曲が出てくる。
1980年代にリリースされた曲をリメイクしたものだそうだが、
「冬のソナタ」のOSTとしても使われてたような気がする!
同じ曲なので、なんか懐かしかった。チソンが歌っている。

パク・ソジュン演じるオ・リオンも重要な役どころ。
そしてすごくいい役だった。今作のヒロインのお兄さん役。
そのヒロインが、「彼女はキレイだった」で
パク・ソジュンの相手役のファン・ジョンウムだったし、
「彼女はキレイだった」を鑑賞した直後にこの作品を見始めたので、
最初は、カップル感が拭えなかった笑。
そのせいで、途中まで、オ・リオンに焦点を当ててみてしまっていて、
チソンとファン・ジョンウムのロマンスはあまり入ってこなかった笑。
でも、お話が進むにつれて、兄弟にしか見えなくなってくる。
パク・ソジュンブームは私の中でまだ続きそう。
AYAKO

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