大切な人を守るために
”終える”選択と
”始め続ける”選択。
終わりは始まり
始まりは終わり。
どう巡っても出会ってしまい
破滅の道を進むしかない彼と彼女が
交わらない道を選ぶことで
初めて得られた平穏。
自分の代わりに誰かが幸せになる選択。
全ての人の一挙手一投足が
とても虚しく同時に愛おしくて
誰かを傷つけてしまうのは
愛ゆえであって
誰かを守るために
犠牲を顧みない代償を
私自身も受け入れてしまうほど
各々の感情が痛いくらい理解できた。
最後はちゃんとこの物語に
終わりがあることに一安心して
気持ちよく観終わえられた。
全ての終わりを知った上で
2回目に観るのがとても楽しみ。
次は言葉の端から端まで味わいながら
堪能したい!