前半までが面白かったのだけど、後半からは、継ぎ足しが、目立ってしまったと思います。
何より主人公二人の暴走、バカさ加減にも苛つきます。そして、閃きより、根性や犯人の自爆で話が進むあたりがスッキリしません。
行動も真犯人の一人には強引なのに、とある容疑者には動機にこだわったりとブレがあるように見えます。
そして真犯人の片割れの犯行動機がかなり強引で、納得できなかったです。いや、いくら単純だからってねぇ？
腑に落ちない所が結構見受けられます。あんなにこじれた状況で、自白による罪の立証ってそんな簡単なんでしょうか？現代において証言してくれた彼女に、過去で頼らなかったのは何故なんでしょうか？他にも挙げるときりないです。
とはいえ、若干、後半が白けぎみになりますが、何だかんだでラストが気になる、最後まで見させる勢いはあります。
