ブレンダン

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。のブレンダンのレビュー・感想・評価

1.4
『シロでもクロでもない世界でパンダは笑う』というタイトルをかっこいいと思う人には楽しいし、ちょっと古臭いなぁと感じる人にはきついドラマだと思います。このタイトルのセンスに集約されている感じがしました。
少し気になったのは番組出演者という事情やスポンサーの都合で追及できないのはテレビ局だけで、警察や他の媒体にはなんら関係ないという点です。初回の内容って警察がきちんと仕事すればミスパンダが出てくる必要性がないように思います。シロクロつけるというより私刑を加えてるだけです。
そもそも「シロクロつける」の定義が曖昧で公式サイトには「グレーな事件の真相を暴くこと」と書いてありますが、ドラマ内では「法では裁かれない悪人に正義の鉄槌を下すこと」のようにも描かれています。この二つは重なる部分もありますが明確に異なります。グレーっていうのは一概に悪とは言い切れないという意味も含むし、なんか納得いかないです。真相を暴くだけなら「シロクロ見極める」になっちゃうし。
このドラマがやりたいのは実社会の事件をモデルにし、タブーに切り込むことなんでしょうけど、やっていることは時事ネタを羅列しているだけで表層的だし切り込んでもいません。山口真帆さんを騒動を連想する形で起用したのもその一例です。一歩間違えればかなり悪趣味です。
コンプライアンス無視を謳うドラマだからこそ製作者に高い倫理観と覚悟の両方が要求されるべきだと思います。
アクションは普通でした。