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おちょやんのtaruponのレビュー・感想・評価

おちょやん(2020年製作のドラマ)
4.3
どんだけ泣いたかわからない半年間(杉咲花ちゃんも結構な割合で泣いてましたよね)
アップダウンの多い展開で、これでもかというほど理不尽なことがてんこ盛りでやってくる。でも、そこで大泣きしてもちゃんと自分なりに落とし前をつけて前を向こうとしていて。浪花千栄子本当に強い女性だったんだなって思います。

とにかく私的には杉咲花ちゃんが好きな女優さんでもあるし、すごくはまり役であったと思うしよかった。
このドラマは半分くらい杉咲花ちゃんを見るものであったと思います。
要は、おちょやんの周りにいるダメンズ達がいかにダメンズかで、おちょやんがまた輝いてくるわけですが、父のテルヲ(このホントにどうしようもなくそれでいてへらへらと憎めない雰囲気をトータス松本さんが頑張っていた)、夫の天海天海(成田凌さんも好きな俳優さんなので、かなりしょうも無い男の役ではあるけれど、毎日見れたことには癒された)・・・・とかなりパワーがあったので見ごたえがあった。

マエダマエダの前田旺志郎さんも、なんかすごくよい役者さんに成長しているなと感じた。藤山寛美さんがモデルなんですね。
あと、井川遥さんが演じた高城百合子、きっとモデルさんがいるんだろうと思うけれど、ソ連に亡命って、その後どうなったんだろうってすごく気になりました。

役者さんの見ごたえのある朝ドラだったなって思いました。
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