さすが池井戸作品、面白い。
原作読んでないから分からないけど…
同じ池井戸作品でも、こうも違うのかとしみじみ。
まず、地味。そして固い。
それもあって、痛快さというより、肩の荷が降りた感。
面白いんだけどね。
空飛ぶタイヤもそうだったし、原作がそもそもなのかな?
半沢以降のTBS制作分は、やっぱり、カジュアルさしかり、人を引き込むタメや展開、キャッチなセリフ、痛快な逆転…
エンタメとしてすごかった。
こっちは、どこか社会派で、
もしかしたら、こうした企業経済物は、
骨太で、視聴者も上をターゲットとしなければという固定概念があったのかもしれない。
それを打ち崩した点で半沢は凄かったし、だからこその、ある種のイノベーションだったのかもしれない。
いや、これも、面白いんだけどね。
やっぱり、流行るか、話題になるかというと、万人が楽しくは見られないなぁ。
ただ、何でもかんでも、分かりやすく、カジュアルに、それこそ過剰演出や過剰な説明てんこもりになっても困るから…
正直、ノーサイドゲームなんてその点酷かったし、難しいよね。