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罪人の嘘のfunのレビュー・感想・評価

罪人の嘘(2014年製作のドラマ)
3.1
かなり前の作品でなんだかその時見ていた作品が暗すぎたのでずーと見ていなかったWOWOWドラマをこの自粛期間中に趣味の片手間、ラジオドラマのように流し聴き、
たまに集中して見るみたいな見方でいろいろ見ています。
やっぱりWOWOWドラマは暗く辛いので集中してみない方がわたしには正解なようでした。
前半でもう解決かな?と思っていたらそこからまだある続きの方が重々しくあったものの
後半の伊藤さんと滝藤さん2人の弁護士の関係性がとても良く、ラストシーンには2人の再会を期待してしまいました。

伊藤さんは一見正義感の強そうな見た目に反して裏がある役が、滝藤さんは出来なさそうでだんだん極めてくる感じと人情に厚い、厚すぎる目力を際立たせている役が◎

内容としては、やや無理がある設定と子供の頃に虐待の限りを尽くしていた両親が寝てる時に家を放火され、放火犯が無罪になり、無罪に導いた弁護士をなぜそこまで恨んでいたのか理解に苦しみました。
両親を見殺しにした自分が許せないとか。
見殺しにしたのは確かによくなかったのかもしれないけれど、助かっていたら逆に幼い自分が殺されていたか、それ以上にきつい虐待の限りを尽くされていたかもしれないと思うと決して責めれないと思いました。

ほかキャストはWOWOWドラマの常連多数で安定感がありました。

松重さんが怪しげな裏工作する役で出ていて、罪人のワードから、あれ?キムタクの検察側の罪人と同じ作者かと思ったら全然違っていました。松重さんは孤独なグルメみたいな癒し系から胡散臭い役まで幅広いな〜
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