にこ

ミセン-未生-のにこのレビュー・感想・評価

ミセン-未生-(2014年製作のドラマ)
4.0
社会の不条理や葛藤を、仕事という麺に全部乗せしてドロドロにかき混ぜてねるねるねるねしたドラマ。

原作だと主人公チャングレの成長を主軸にしてるようだけど、ドラマでは主人公を媒介にした群像劇。それがめちゃくちゃ成功していて脚本の良さを感じる。

ずっと囲碁に生きてきたベッキが「俺は26まで何をしてたんだ」ともがくのだけど、“社会” や“仕事”を囲碁の盤や石に例え、囲碁で得た智見を生かしていくのが面白かった。
なぜなら!!ヒカルの碁では ”碁は宇宙” だったんだよ!!!
人によってそこに何を見るか。とても興味深かった。

しかしオッサンたちめちゃくちゃ元気すぎて見ててちょっと疲れた…うるせー!!😂😂
にこ

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