ちどりん

六龍が飛ぶ Roots of the Throneのちどりんのレビュー・感想・評価

六龍が飛ぶ Roots of the Throne(2015年製作のドラマ)
4.2
歴史物、アクションが好きな人にはとても面白い。

時代は高麗末期。
イ・バンウォンの生涯とその周りの活躍した人物6人に焦点をあてた物語。
朝鮮王朝創始者である、イ・ソンゲ将軍の話から始まり、イ・ソンゲを持ち上げて新しい国を創ろうと模索するチョン・ドジョンと指腹を肥やす悪者政治家たちの闘いを描く。
チョン・ドジョンが片方だけ履き物を履いて朝廷に出向いたなどの逸話など盛り込まれていた。
クスッと笑える箇所もあり目が離せない。

開国してからはチョン・ドジョンとイ・バンウォンとの闘いになり、味方同士だった周りの者たちが闘うなんともやり切れない物語となる。
そこがこのドラマの良いところでもある。

正統派な時代劇で人の呼び名も何種類もあって日本読みとは違う漢字がバンバン出てくるのでそれさえ克服すればあとは楽しめる。
だがあまりにも漢字が多すぎて字幕がついていけないときがあるので推しがいないなら吹き替えの方が楽かも。

ファサダンの団長が日本でもお馴染みのユン・ソナだった。

とにかくアクションがカッコいいのでアクション好きにはたまらない。
このドラマから既にユン・ギュンサンは怪力でホンギルドンのようである。

見れば見るほどユ・アインが武蔵に見えてくるのは私だけかな^^;

キルテミが良い味を出していて最後は哀愁が漂っていた。
キルテミ、キルソンミにしても、ユンギュンサンにしても雰囲気がガラっと変わるので韓国の俳優さんは凄いなぁと毎度感心。
ちどりん

ちどりん