ソラアユム

ペーパー・ハウス シーズン2のソラアユムのレビュー・感想・評価

ペーパー・ハウス シーズン2(2017年製作のドラマ)
4.1
『天使のドアを開けて、守護天使に会う』


王立造幣局に押し入った8人の強盗、彼らを裏で操る教授と名乗る男と警察側の攻防を描いたクライムドラマ

ストーリーが一段落着いたのと、最終エピソード後にしっかりとしたエンディングがあったこと等からS1&2が第一部といった区切りでしょうか。意外にも綺麗なエンディングだったので、S2でドラマが終わってもよさそうな気配は感じましたが…ここからどの様に話を展開していくのか、気になるところ。

第一部完結という見方をすると、人質側のドラマが若干未消化に終わっているのは残念でした。局長のアルトゥーロや英国大使令嬢アリソン・パーカー、アリアドネなど印象的なキャラクターが人質側にも多かったのですが、終盤はほとんど空気でした笑。かといって、これらのキャラクターにスポットを当てているとテンポが悪くなるので、難しいところではありますね。S3以降での出番を期待したいです。

S1と比べると、造幣局内でのドラマはほとんど内輪もめをしているに留まっていて若干退屈ではありますが、教授側には想定外の災難が次々と訪れるという手に汗握る展開で一気に見ることができました。

S3はどうなる?

以上